2016年10月17日

海と焼津

夏の暑さでしばらくお休みしておりました
今年の夏も殺人的な暑さでしたね
しかしあっという間に季節は中秋の名月の時期になっており・・
暑くないじゃん!はい・・サボっておりました・・・
島田の大祭りも終わりようやく一息ついております


さて今回も焼津編です

焼津の鳥瞰の焦点は海
その先は海


ああ焼津っていいなぁと思う一枚です
屋根の向きなんてバラバラだし
様式もバラバラで建物の統一感なんてないのに
なぜか良いのです
地中海なんて○ソくらえ!俺たちは焼津だぜ
ここで生きているんだって感じが好きです



焼津の屋根
屋根と緑


サビ色と緑はどうしてこうも似合うのでしょうか
美しく見せようなんて作為が無いだけに
心に残ります


蔵の入り口
引き戸と格子


鉄板で隠したって蔵と分かりますね~
雨戸っぽい扉の奥の格子戸が味です




重ね着外壁
重ね着の壁


藤枝おんぱくのみちくさ探偵参加中のもの
白い板金の下層にも何回か衣装替えされていますね
家型を突き抜ける窓の元気さが良いです





海岸バラ園
ガーデンパーキング


丁寧に育てられています
素敵なバラ園鑑賞です





モダンな窓
モダンだ


ぱっと目を引きました
白い外壁に赤茶の雨戸と庇だけなのに素敵だ
雨樋のラインがピリリと効いていり
屋根瓦とスダレが日本人DNAをくすぐります
壁の陰ともっこりした植木も良い





普通のようで普通じゃない家
普通だけど普通じゃない

家の裏側ってドキドキします
表側は気合が入っていても
裏側は設備機器や台所のはみ出しモノがチラッと
まるで見ちゃいけない下着を見ちゃったようで
思わず見ないふりをしたりして
この家はそういう部分は少ないです
それよりど真ん中にある高窓が気になります
高窓ではなくて屋根裏か中二階の窓なのかもしれない
想像するのが楽しい

焼津歩きで思ったこと
塩風のせいで鉄の傷みも激しく
長い時間に渡って建物を維持することは
そう簡単ではないだろう
また地震に伴う津波のことを考えると
この場所に相当の思い入れがないと
住みこなせないだろう
焼津は人を選ぶ町なのだ
選ばれた人が住める町なのだ
住民の強い気概をあちこちで感じた
ますます焼津が好きになった





  

Posted by のさりん at 00:09Comments(0)焼津編

2016年07月21日

焼津に浮気する

暑いですので歩けません
ひと月前におんぱくで歩いた時のものです
島田ばっかり歩いていて
急に焼津歩きをしてビックリ
焼津も素敵な野草建築の宝庫でした
特に浜通りの町並みは特筆すべきでしょうが
今回はさわりの写真でご勘弁を!

青屋根の木造


↑塀が無い開放的なアプローチ
木造の黒さに青い屋根が軽やかに載っています
そこに建具が白いリズム感を加えていますね
緑に囲まれた懐かしい風景です



兄弟建築


↑青い屋根は空に溶け込んでいます
横に重層した一部2階建ての建物です
奥の方は2階の窓があり階下の扉がちょっとオチビさんです
平屋の方は外壁半分を堂々とした建具が占めています
色は褪せていますがわざとらしくない
野草らしいファサードで好感が持てました



手すりの意匠


木製のファサード


↑浜通りにはこのような木造建具と手すりの住宅や商店が多いです
手すりの両脇や下支えにちょっとした意匠が施されています
大工さんの遊びココロが許された穏やかな時代を思わせます
勝手な言い分ですが玄関も木のまま残っていて欲しかったナ



混合外壁


↑繋がったひとつの建物なのに途中で外壁材が変わっていますね
長屋なのでしょう
家主の個性がそれぞれ出ています
屋根勾配、軒高さなど
大きな構造の部分で揃っているので
こういう共同住宅の個性の出し方も良いものですね



住宅のある空き地


↑青い空を抜けてゆく電線がある
空き地の終わりに住宅が立ち並ぶ
住民は分かっているのだろうか
もう東京ではこのような贅沢な風景は見られない
ここにはすき間がたくさんある
そのすき間に人の記憶が残っている


焼津モダン


↑なんかちょっと昔の隈研吾や磯崎新っぽくないですか?
絶対に焼津の意味や記号、象徴が隠されているハズだ
最上階の半円は焼津港から見える太陽とか
その下のアールの屋根は穏やかな波とか
2階のせり出した窓は浜通りへのオマージュとかね
写真が下手でスミマセン・・・



昭和属格子


↑昭和っぽい格子と色彩です
曲がると腰の茶色がクランクしてるのが野草的




手を抜いていません


↑屋根は勿論、正面のキリヨケから側面までキチンと瓦を使っています
手を抜いていません
2階の庇にさえ瓦を乗せるのが焼津流儀



長細い家


↑色も良いですが看板部分の鉄板の折り方もかわいい
帽子をかぶっているみたいです
シャッターボックスとシャッター縦柱の色まで揃えてオシャレ
屋根が折り紙のようで軽いです



木建を使おう


↑延焼ラインには防火設備をとか
法規側の気持ちも分かるよ
人命優先だよね
でもでも木建ガラガラ開けて
土間がある商店街っていいなぁと思う



種や


↑浜通りの建物は細長くて建物のど真ん中に
水を逃がす路地風の通路が有る
水はここから裏の川に流れ落ちるしくみ

焼津の野草建築の面白さが
少しでも伝わったでしょうか
今回はここまで
次回に続きます


  
Posted by のさりん at 17:29Comments(0)焼津編